ドル円はここ最近の米金利上昇によるドル買いと地政学的リスク
からのドル買いが追い風となって好材料により反応しやすくなってきて
おります。
今までが売られすぎていただけであるということと、ドルキャリーの
トレードをしていた人たちが年末で一旦ドルの買い戻しを行うということ
から85円くらいまで目指しそうな気がします。
ただし今週は雇用統計などの重要指標の発表があり、予想は概ね
先月と同じということでそれまでは様子見ムードが漂いそうな感じも
ありますね。
83.50円まで下がれば買ってもよいかと思われます。
ユーロ圏は以前から今年の12月までには何かしらの出口戦略を
行う予定と言っておりましたが、今はアイルランドの財政問題、格下げに
続き、ポルトガル、スペインへと飛び火していっている状態ですので、
金利引き上げなどは難しいと思われます。
当面の緩和状態への安心感からユーロが買われる場面もあると
思いますが、アイルランド等が緊縮財政を掲げることによってユーロ圏の
経済鈍化懸念からユーロ売りになることも予想されますので、
結局は落ち着き処を探しの後レンジ相場になりそうですね。
今週はとりあえずユーロ円、ユーロ/ドルともに戻り売りの方針です。
ユーロ円は111.80円、ユーロ/ドルは1.3310ドルくらいが重たそうですね。
ポンドは英国のインフレ期待とは裏腹にキングBOE総裁が
追加量的緩和の余地もあることを示唆していることで、上値追いは
難しいところでしょうか。
また、対ドルでも売られていることで、ポンド円もじり安傾向でしょうか。
ポンド円は132円くらいまで跳ねたら売ってみたいと思います。
豪ドルは、中国政府が向こう数ヶ月で金融引き締めを更に強化する
との観測があることと、投機資金流入を抑制するための「
トービン税」の
導入により中国経済鈍化懸念から調整売りが入りやすいと思います。
豪ドル円は82円くらいまで跳ねたら売りから参入したいと思います。
下はどこまで下がるのか分からないので、買い下がりは危険な匂いが
しますね。
80円割れくらいなら買いはしっかりとしていると思いますが。