米11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想+15.0万人の
ところ実際は+3.9万人、失業率は予想9.6%のところ9.8%と予想より
はるかに悪く、ドル円・クロス円はかなり売られました。
落胆した人も多かったのだとは思いますが、前月良かった分の反動が
出たのだと思われます。
また前月の数字が更に上方修正されたこと、雇用者数はわずかながらも
増えていることと、ISM非製造業景況指数は良かったことなどを
考えればそこまで悲観することもないと思っております。
実際にリスク資産であるクロス円・他通貨/ドルなどの先週金曜日の
引け値が雇用統計前の値まで戻していることが、それを物語っていると
思います。
ドル円は上値が重たくなったとはいえ、年末のドル需要などから、
買戻しの動きがあるはずなので、そこまで売られることはないと思って
おります。
月曜日のシドニー、東京勢がどう捉えるか様子を見てからの取引と
なりそうですね。
もし84円台まで戻してきたら間違いなく売りますけど。
欧州についてはECBがポルトガルとアイルランドの国債を購入したことで
独との金利差も今年8月以来の低い数字になってきていることから、
市場参加者は安心感からユーロ買戻しに走っているところです。
よって、ユーロは押し目買いをしたいところです。
ただしこれ以上欧州ソブリンリスク問題が大きくならなければの話です。
この先スペインやイタリアなどにも救済の手を差し延べたり、国債の
投資家にも負担をさせるといった話が出てくれば、再びユーロ売りと
なるでしょう。
今週はユーロ円は110円前半から買い、ユーロ/ドルは1.33ドル割れなら
買ってみてもよいかと思われます。
豪ドルはGDPや小売売上高が市場予想よりも良くなかったことから、
年内利上げは考えられず、直近の高値83円ちょうどが上値の限界と
思われます。
豪ドル円は81円割れで買い、豪ドル/ドルは0.9750ドルまで下がれば
買いでしょうか。
ポンドは欧州ソブリン問題に振らされそうです。
また、英国は単独でアイルランド救済に動くとのことで、財政不安から
地合いは弱そうですね。
ポンド円は上値が132円が重たそうなので、そこまで跳ねたら売りから、
ポンド/ドルも1.5850ドルで前回下げ渋った場面が見られましたので、
そのあたりで一旦上値が重たくなりそうなので売りですね。
クロス円で唯一弱いのがカナダドルで、雇用指標の弱さが影響している
のでしょう。
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