G20は今後の世界経済の大まかな目標は決まりましたが、
具体的な内容や数値までは決まらなかったようです。
内容は
「為替介入などによる自国通貨安誘導の自制」
「経常収支の黒字・赤字をGDP比4%以内に抑える」
ということでした。
野田財務省もおっしゃっていましたが、
「具体的に4%以内に抑えるというのはどうかと思う」
4%という数字もどういう根拠から出てきたのかわかりませんが、
こんなマクロな数字を目標にするには、ミクロの細かい部分を
どれだけ調整しなくてはいけないと思っていらっしゃるのか?
まるで共産主義の世界になってきますね。
それに経常収支は操作するが、為替はマーケットの
ファンダメンタルズに任せて、放ったらかしにするというの
もおかしな話で、世界の経済不均衡是正を目指すなら、
為替だってある程度は介入によって操作するべきだと
思いますね。
どうも理解に苦しみます。
いや簡単か!
アメリカ様のご都合ということですよね。
もし今アメリカが貿易黒字国だったなら、こんな話題は
出てこなかったでしょう。
これらを踏まえて来週の相場予想としては、ドル円に関しては
為替介入は難しいとマーケットが判断して売ってくる可能性が
ありますね。
ここまで来たら、史上最安値を見ずにはドルの買戻しはしないという
投機筋が圧倒的に多そうです。
ただし下値も堅そうなのであまり突っ込んでは売りたくは
ありませんが、80.90円あたりは様子見で、もし先週の安値80.85円を
下回ってくるようなら一瞬は走りそうなので、そのときには
流れに乗ればいいと思いますが、すぐに買い戻すべきでしょうね。
ドル売りに走れば当然ユーロ/ドルも買いになるわけですが、
これもあまり上値を追いかけては買いたくはないので、
下がったところを押し目買いでしょうか。
ただし、ユーロのファンダメンタルズもさほど変わってはいないので、
本当はユーロを買う理由というのもあまり見当たらず、
ユーロ円はドル円とユーロ/ドルの流れに挟まれてレンジ相場と
なるでしょう。
ただ気になるのは米系のどこかがユーロ/スイスフランにおいて
買いを推奨したということから、先週の金曜日のロンドン時間を
皮切りにじりじりとユーロが買われていることです。
これも根拠のない話なので、どこまで上がるかは分かりませんが、
今までユーロ/スイスフランにおいてユーロが売られすぎたという
ことを考えればおかしくもないのかなと感じますが、、、
G20の協議内容を受けて、圧倒的に貿易黒字国である
オーストラリアなどの通貨は若干弱含むかもしれません。
豪ドル円に関しては81円がやけに重たい感じを受けている
投機筋も多いでしょうし、豪ドル/ドルに関しても1.0ドル越えの
達成感から一旦は利食いの売りに押されそうです。
が、下がったところは十分買う価値はありますね。
来年早々に追加利上げとの噂もありますし。
ポンドは追加緩和期待から売りでしょう。
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