昨晩の米8月雇用統計・非農業部門雇用者数(NFP)は前月比-5.4万人となり、
市場予想の同-10.5万人より強い結果となったことでドル円、クロス円ともに
マーケットは買いで反応し高値85.23円を付けました。
その後米8月ISM非製造業景況指数の発表まで84.90円までしか
反落しませんでしたが、米8月ISM非製造業景況指数は51.5となり、
市場予想の53.2より弱い結果となったことで84.23円まで売られました。
前月の54.3から低下し7カ月ぶりの水準へ低下したことに嫌気したようです。
これは高値で買ってしまった人たちが多かったということでしょう。
誰もここまで落ちるとは予想していなかったことでしょう。
ただし、米10年債利回りは米雇用統計後、2.65%付近から急伸し、
一時2.764%と約1カ月ぶりの高水準を示現し、米8月ISM非製造業景況指数が
弱く上げ幅を縮小したものの、来週の入札を控え調整売りも入り、米10年債
利回りが2.7%近くで取引を終えたことは好感できることでしょう。
また、ダウ平均も前日終値よりも+127.83で終えたことや、ユーロ/ドル等の
他通貨/ドルが買われて終わっているということは、経済に多少の安心感が
高まり、リスク選好に傾いた証拠です。
マーケットはそれほど悲観しているわけではないようですが、ドル円だけは
円買いをしておいた方が安心だという考えが根深く残ってしまっているようです。
これを払拭するにはもう少し良い材料が必要になりそうですね。
来週は目立った重要指標もないので円高も一服だがドルを買う材料もないか。
PR